
私自身が、管理職としてチームをまとめていることからこの本を手に取りました。
私がよく管理職として悩むことは
- 皆が同じ方向を向いてくれない
- ルールを決めても継続させられない
- チームに遠慮しすぎ?
同じ環境の方であれば、同じ悩みをもっている人もいるのではないでしょうか?
今回、選んだ書籍『こうやって、言葉が組織を変えていく』はそんな悩みの手助けになってくれるような本でした。
なぜかというと副題が、『全員自分から動き出す「すごい理念」の作り方』だからです
まさに、
言葉でチームビルディングするための本です。
会社の理念言えますか?


そういえば本を手に取ってみたものの、自分の勤めている会社の経営理念ってなんだっけ?
正直、私の状態はこの程度でした。
恥ずかしい話、急いでホームページで調べた位です。
もしかしたら私と同じような人いるかもしれませんね。でもこの状態の理念に意味ってあるのでしょうか。
きっと管理職の私がこの程度では、新入社員はそんなのあったんですかと言いかねないです。
これでは理念の意味がないですね。
理念は組織で作るもの

理念は守られていなければ全くもって意味がない。
それが浸透していて、普段から従業員が行動できている状態である。そんな状態であればこの本は不要かもしれません。
でも、もし理念と行動がチグハグであれば、組織全体で今一度理念を作り上げていきましょう。
本書では
- 理念のメリット
- 理念の作り方
- 理念を作ったその後
を知ることができます。
これは、会社だけではなく、本書の最後に例としても取り上げられていますが学校という場でも役に立ちます。
だからチームを作り上げていくすべての人に価値がある内容です。
理念があることのメリット

本書を読みすすめて刺さった言葉を紹介します。
あり方が継続的な成果を生み出す。
ビジネスでやりたいと思えるために大切なのは、『やり方』ではなく、『あり方』です。
一時的な成果を出すのであれば、やり方をトコトン教えるそれだけでよいも知れないが、成果を継続的にと考えたときに『あり方』=向き合い方が必要になります。

理念であり方を作るということですね!
理念は判断軸になり、仕事の質とスピードをあげる
ビジネスには迷う場面がたくさん出てくるが、意志決定の判断軸を持つことが大事。
それは明確にチームの意志かあると、納得した仕事を早くすることができる。
ルールではなく「バリュー」を共有すると行動が変わる。
価値を通してチームでコミュニケーションをすると行動に変化を得られる。

理念という価値を共有すると、日頃のコミュニケーションで自然と共有ができる!
記事のまとめ
本書を通して早速チームを作り直していきたい。そんな風に思って行動をしているところです。
ただ、リーダーの自分がまずはこういうチームにしていきたい!という思いとメンバーのこういう環境で仕事をしていきたい。
その擦り合わせをしていかなければ、『理念』を作っても価値は生まれません。
まずは『言葉』を最大限に活かすためにも、チーム全体で話し合いを重ねて『行動理念』を作ります!
言葉によって動き出す。
言葉って不思議だ!どうせなら動き出す言葉をブログでも書いていきます!