今回は、片付けが仕事にどれだけ大切かがわかる本
『トヨタの片付け』という本を紹介します。
この書籍はこんな方に参考になる本となっています。
- 仕事が時間内に終わらない
- 片付けが苦手
- 今の仕事の無駄について見直したい
トヨタと聞くと、どんな工夫があるの?解決してくれそう!
トヨタには何か仕事のヒントが沢山詰まってるのでは?
と思います。
目次
トヨタの片付けからここが学べる!

『整理ができていない=無駄な時間』が多いということが解ります。
無駄の改善→効率アップ→売上アップ
このように連想することで
『今の無駄は、宝』ということに気付けます。
無駄を発見して、改善することで効率アップに、そして最終的には売上アップに繋がる。
トヨタの片付けから気付いた点
トヨタでは『書類を探すのは10秒以内』ということが暗黙のルールになっている
実際に自分に置き換えると、
10秒なんてとんでもない!
半日位探して、結局何を探しているのかを忘れていることもざらにあります。
探している作業の無駄が積もり積もって
1日=30分
1ヶ月=10時間
1年=120時間
一年ではなんと15日も無駄にしていることになるそうです。
では具体的に何をすれば変わるのかという本だ。
この本の中で特になるほど!と思った点を紹介します。
『トヨタ流』無駄を減らす整理術
いる、いらないのルールを決める

いつ使うのかという判断基準を必ず決めること。いま使うものは今日、明日使うもの
いつか使うだろうは、いつまで経っても使うことはない。
その為、いつまでに使う。という判断基準を設ける
1週間、1ヶ月、3ヶ月など
その期限を過ぎたら捨てる。これがものを捨てるコツになります。
判断基準がなければ、不要なものが回りに溢れる。その結果、必要なものが埋もれてしまう。
先入れ先出しが基本

書類や資料は整理をしないと埋もれていってしまう。埋もれていった書類を見返すことはないので、重要な書類が埋もれてしまうなんて事もあります。
書類のトレーを入り口だとすると、入口を必ず一つにすることで、先に入ってきた書類を処理するというルールが作れます。
未処理案件には、ファイルに期限を書いた付箋を貼ることで何日までに処理をすれば良いかが判りやすくなります。
発注点を決める!
必要な量を切らさずに用意し、モノの回転をよくする仕組み。
例えば、コピー用紙を5段積みになっていれば、3段目に注文用紙を挟んでおきます。
ここまで無くなったら発注ということを解りやすくするこれが『発注点』になります。
実際に実践をしてみた!

実際に、社内で
『発注点を取り入れてみました』!
今まで、ものを頼む基準が明確ではなくて、誰が頼んだ?もう頼んでる?
で物凄く困っていました。
そんな時にこの発注点を!
二枚のカードを作りました。一枚は注文のカード、もう一枚は誰にでも解るように注文中のカードです。
備品の管理は、意外と無駄が多い事に気づきます。
でも誰かが管理しないと、使いたい時に使えない状態で不便になります。
この本をお勧めできる人
本書を読むことで
今の職場と照らし合わせると必ず無駄が見つかると思います。
その無駄が、仕事の中身を効率的に変えられるチャンスと捉えられるようになりますので、整理が得意な人も苦手な人も一読する価値が絶対にあります。
また、文章だけではなく、図解で説明をしてくれているので、本が苦手な人でもすぐに読み進めることができます。
本を読んだ感想
今回の整理術については、すぐに!簡単に!
実行が出来るので何度も繰り返し読むことで、
自分の仕事や職場を見直す良い機会になりました。
ノウハウ本の中でも、実際の仕事に落とし込みやすい!という印象です。