こんにちはseaです。
今回紹介させて頂く書籍は子育てに役立つ書籍
『こども武士道』です。
この書籍の口コミを紹介すると
こどもと大人が一緒になって読みたい書籍というレビューが多くありました。
本書との出会い

こどもに読ませたい書籍を探している中で
自分に負けないこころを磨く
このフレーズに惹かれて購入をしました。
自分に負けない心は、大人になっても大事なことで
一生の価値がありますからね。
本書の説明
本書のレビューの中でもすごくわかりやすいレビューだったので紹介させて頂きます。
明治時代に旧・五千円札の肖像の新渡戸稲造が著した「武士道」という、当時世界の荒波に打って出た日本という国家を、そこに生きる日本人という人たちの良さを外国の人たちに分かってもらおうという気概に満ちた著書です。
「武士道」に代表されるような日本人の美徳。
・嘘を付かない
・約束は守る
・卑怯な振る舞いはしない
・信念を持つ
・弱音を吐かず礼儀や作法を重んじる
などは100年前だけではなく、現代日本でも重視すべき重要なことばかりです。帝国主義の時代にアジアで日本が欧米列強の植民地とはされなかった理由が垣間見えるはず。
Amazonレビュー 引用
時代は移っても日本人の美徳は残さねばらないのです!
本書から学べること

目次を読むとわかりますが、4章で24の言葉で紹介をされています。
- 弱い自分を強くするためには?
- ピンチを乗り越えていくためには?
- 人と良い関係をつくるには?
- もっと自分を成長させるためには?
どの言葉をとっても、これから大人になっても絶対に必要となる言葉ばかりです。
むしろ大人になっても、出来ていないような言葉も多くあります。
この24の言葉の中で私が本当に大事だと思った言葉を3つ紹介します。
- 自分に自信を持てないときの言葉
- もうダメかもしれないと思ったときの言葉
- お互いを成長させる言葉
自分に自信もてない時の言葉
名誉は『境遇より生ずるのではなく』、各人が善くその分を尽くすにあることを知った。
「やるべきこと」から逃げない!本物の自信はそこから生まれるよ。
こども武士道 引用
境遇=持って生まれた能力・育った環境のこと
分=それぞれのやるべきこと
運動神経が良かったり、習い事をさせてもらう環境は
自信を持つ切っ掛けになるかもしれない。
でも自分がやるべきことをやった自信には敵わない。
もうダメかもしれないと思ったときの言葉
真の武士にとりては、死を急ぎもしくは死に媚びるは等しく卑怯であった。
「あきらめのよさ」に逃げてはいけない。簡単になげださないことだよ。
こども武士道 引用
もうダメかもしれないと思ったタイミングで、
諦めの良さを理由にあきらめるのは卑怯ということ。
おたがいを成長させる言葉
実に勇と名誉とは等しく、平時において友たるに値するもののみを、戦時における敵として持つべきことを要求する。
優れたライバルは自分を成長させるエネルギーだよ。
こども武士道 引用
切磋琢磨できるライバルこそが、本当の友達になる。
そんな人の関係こそ大事にしなくてはならないという言葉。
本書の感想

『武士道の言葉』と聞くと難しそうというイメージがあります。
実際に聞くと、聞き慣れないし、よく解らないで終わってしまいます。
ただ本書は、一つ一つ紐解いていくように言葉の意味が理解できるようになっています。
一つの言葉を通して、思うのは
今も、昔も大事にしなければいけないものは変わってない。
ただ、言葉が変わっているだけ
だからこそ形が変わっても言葉は受け継いで繋いでいかなければならない
そんな感想を持ちました。
こんな方に読んで欲しい

まずは大人が意味をしっかり理解してからこどもと読んで欲しい書籍です。
その上でオススメできる方は、
全ての子どもに共通してオススメできる本です。
この記事のまとめ

私自身、こどもの読み聞かせに使っている本になります。
一度全て、自分で読んでみてイメージを作ることが
読み聞かせをする上で大事だと思っています。
どんな子供に対しても小さい頃から伝えていきたいことがたくさん詰まっています。
ただ、幼稚園児に伝えるときと小学生に伝えるときでは伝え方が変わります。
そのため、一度全てを読んでからイメージを作ることで子どもにも伝わりやすくなります。
今では我が家では、
幼稚園のこどもに小学生のこどもが読み聞かせをしてくれているそんな書籍です。
こうやって武士道の精神や言葉が引き継がれていくことは嬉しいですね。
是非、小さいときからの読み聞かせで使って欲しい書籍です。

