ここ最近の物価高で、何度も値上げをせざる終えない。
そんな企業も増えてきています。
また消費者の目線も厳しくなり、これから客離れがますます深刻化していくことが予想されます。

私の勤めている会社でもまったく同じことが起きています。
そこでお客様を繋ぎ止める方法はないか?
そんな時に出会ったのが
著者:佐藤尚之さんの『ファンベース』
という考え方です。
- 全ての営業マン
- これからの時代の経営者
- 顧客を守っていくリーダー
『ファン』を大切にして関係性を築いて、育むことは、今の時代にとって重要な考え方だということがわかります。
↓の書籍で、最初からファンづくりを勉強することが出来ます。

Audibleで約3時間で聞くことができる一冊。
サクッと聞けて、ファンベース思考の育て方が解る
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そもそもファンベース思考は著者:佐藤尚之さんが提唱している考え方。この書籍を読めば全てが解る一冊。

10の成功ストーリーが解りやすい。マンガでファンベース思考について説明されているのが頭に入りやすい一冊。
読んだあとに、お客様を大切にすることが自然とセールス活動をしていることとリンクしていることに気が付きます。自分の一つの行動でお客様を繋ぎ止めて、呼び込むことになる。
そんな技術を学ぶことができるのが『ファンベース思考』です。
なぜファンベース思考が必要?

なぜファンベース思考が必要?
これは、今の時代だからこそ必要だということが言えます。
具体的に言うと・・・・
- 今後、人口が急減していく
- シニアの財布の紐が固くなっている
- 人口5割が独身の時代へ
- 情報過多の時代
こんな事が起きています。
①人がいなければ、ものも売れない実質的にお客さんが少なくなる時代に突入します。
②高齢者は年金の受給の減少などで、選ぶものが現実的になってきています。
③そもそも家族を持たないという考え方で、家族消費が激減します。
④情報がありふれていることによって、選ぶ側の目が厳しくなっています。
ファン作りの根本は『パレートの法則』

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則「パレートの法則」に由来しているそうです。パレートの法則とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという法則で、全体の売り上げの80%は、顧客全体の上位20%によって成り立っているといいます。
『ファンベース思考』は、この上位20%のファンと言える顧客層を大事にするということです。
20%のファンが要るにも関わらず、その他の80%の層も取り込むために戦略を変えてしまう。
もともと一定のファンがいるラーメン屋さんが80%の層を取り込もうとして味を変えた。
⇒その結果、一定のファン20%の層も離れていってしまった。

ファンを取り込もうとしたのに、今のファンが離れていってしまっては意味がありません。
『大事なのは、今の20%のファンを大事に育て、ケアすることです。』
ファン作りは狩猟型より農耕型

ターゲットを見つけてクロージングするよりも、契約を結ぶためには関係を築いていく。育ていく。
ファン作りの考え方の中では、ターゲットやクロージングという考えはNGです。
もしあなたがお客様の視点で考えると、自分がターゲットにされていると思うと…
どうでしょうか?

獲物にされている感じが半端ないですね!
また、『クロージング』は終わりを意味する言葉です。
なによりも言葉の意味は大事です。
クロージングではなく「スターティング」関係性を作る言葉に置き換えましょう。
「売る」よりも「売らない」がパワーワード

『このグレープフルーツはまだ酸っぱいです。あと一週間後に買ってください。』
自分の利益よりも、目の前のお客様が得することを、一番に考えることができる。
ここから信用が生まれて、ファン作りに繋がります。

自分がお客さんの立場になったときに、売るのに積極的な人と得する情報を提供してくれる人とあなたならどちらを選びますか?
記事のまとめ
ここまで書いて「ファンベース思考」は、ブログを書くうえでも大事な考え方だということが解ります。
なぜなら、ブログは『読者の悩み』を解決できることが全てです。
スタートの思考が『売る』というでは、読者にも伝わり途中で離れていってしまう。
何よりも『ファンベース思考』を鍛えるために、
私は自分のブログで
『求められてるオトクな情報を伝えられるように』
これからも、これをモットーにしていきます。