社内で初めてミーティングのファシリテーターをすることになった。
そんな時にまず重要なのは、意見が出やすい雰囲気を作ることです。
そこで雰囲気を和ますためにも有効なのがアイスブレイクです。
では、どんなアイスブレイクをすれば全体の緊張感がほぐれるのでしょうか?
アイスブレイクに迷っている方にオススメなのが
『オススメの書籍紹介』です。
私は研修の中で、最近読んだオススメの書籍を紹介するアイスブレイクのミーティングを取り入れています。
『オススメの書籍紹介』のアイスブレイクには、こんなメリットがあります。
- 相手の興味がわかる
- 本に興味を持てる
- 紹介する力がつく
- まとめる力がつく
この記事を読んで頂くと、研修や会議の前などに使えるアイスブレイクを習得出来るようになります。
ではどんなアイスブレイクかを順番に紹介をしていきます。
アイスブレイク『オススメの書籍紹介』

ルールは簡単です。一分間で最近読んだオススメの書籍を簡単に紹介する!
- 事前に告知をしておく
- 各自がオススメの書籍を選ぶ
- 一分間でオススメの発表!
このときにグループの人数は、あまり多いと緊張して発表どころではなくなるので、一対一で発表しあうのがオススメです。
慣れてきたら、毎朝の朝礼で回して発表なんてこともできます。
事前の準備

急にオススメの書籍の紹介をしてくれと言われても、出てこない人も多いと思います。
その為、必ず事前に告知が必要です。
次の研修で、自己紹介の代わりに『オススメの書籍紹介』をしてもらいます。それぞれが自由に準備をお願いします。
【紹介する本は自由】
影響を受けた本、感動した本、漫画もあり!
【紹介の内容】
一分間で、どこがオススメのポイントだったのか。本を読んで学べるポイントの紹介。アイスブレイクであくまでも自己紹介として発表してもらいますので、自由に紹介をしてください。
こんな感じで事前に告知をしておきます。
実際の紹介一例

初めは、何を紹介すれば良いだろうという風に悩みがちですが、いざ始めてみると小説も漫画も何でもありという雰囲気で取り組むと盛り上がります。
私が実際に紹介した書籍はこちらです。
今年いちばん感銘を受けた書籍、『限られた時間の使い方』
オススメのポイント
今、必死で働いている人にはぜひオススメの本です。
なぜかというと、今までに時間の短縮や効率を考えて仕事をしてきたそんな生活を見直すきっかけになるからです。
読んで気づいたことが3つあります。
- 人生は約4,000週間しかない
- 効率を求めると余計に仕事が増える
- 今しかない時間をどう使う?
本書によって気づいたのは、4,000週間という時間の短さです。いざ一週間に直すととても短く感じます。
この短い『限られた時間』をどう使うかを考えるきっかけがたくさん詰まっている本です。
仕事をしていくなかでも、効率を考えてできる限り早く終わらせようと考えている業務がありました。
しかし、気づくのは効率を求めて仕事をしても、次にやってくるのは仕事が積み重なっていくということです。時間の有限性をキチント見直して、時間の中で最適な仕事をする事がベストなのかもしれない。
そんな風に考えるきっかけになりました。
最後に、今しかない時間を大切にしなくてはという見直すきっかけになったのが、『写真や動画ではなく記憶に残す。』
こんな考え方です。
今しかない子育ての瞬間を一生懸命に撮影するのではなくて、どうせならレンズ越しではなくて、目で見て生の記憶に残す。
今までの時間の使い方は、どこかもしかしたらもったいなかったのではないかと思えるようになりました。
本書は、働き方や私生活の考えを見直す事の出きる貴重な一冊です。
ぜひご一読ください。
どんな人におすすめの本かを冒頭に!
はじめに要点を3つ位あげる。そうすることでそのあとが話を進めやすくなります。
紹介するのに慣れていない人にオススメなのは、flire要約アプリで読書を楽しむのも一つです。研修前の雑談で喋りたい内容が10分で見つけられます。
時間のない忙しい人には、オススメのサービスです。



記事のまとめ
社内のミーティングや研修をする際は、一番はじめの盛り上がりが重要です。
発言しやすい雰囲気を作るためにもいろんな工夫をしていると思います。
私も、社内で研修を担当することが多いので、いろんな工夫をしてアイスブレイクを考えてきました。
今回紹介をさせてもらったアイスブレイクはまとめる力がつく、発表する力がつく、場の雰囲気がなごむ。
はじめは、慣れない研修ですが取り入れてみることで新たな成果が出てきます。
ぜひ、社内のアイスブレイクに取り入れてみてください。