ここのところ、ミニマリストの方々の書籍を読み漁っています。
どれも新鮮な考え方が多く、共感を得ています。
時間の無駄、仕事の無駄、健康、人間関係、
「ものを減らす」という行為を突き詰めると、それまでに気付かなかった無駄や改善に繋がります。
なぜなら、
今まで当たり前に使っていたものや、
当たり前に割いていた時間は実は先入観に捕らわれているだけなのかもしれない。
そんなことに気付けるからです。
ただ中には、
断捨離を始めようとしたけど、何から手をつけて良いかわからない。
そんなかたもいると思います。
そんな方にオススメなのは、
「半分、減らす」という書籍
本書は、極端に減らしすぎず、快適に過ごす術を勉強できる一冊になっています。
モノを半分減らす

著者川野泰周さんは臨済宗の禅僧で、精神科医でもある。
ミニマリストとはまた異なった視点から、モノを減らす考え方を紹介しています。
それは、仏教の中道の精神という考え方
中道とは、何事も極端に考えないということ。有る無い、好き嫌いということに偏らずに、執着をしないということ。感情にとらわれない心を保つこと
本書は、一般的なミニマルな生活のきっかけになる本でも有るのと同時に、仕事術にも通じます。
- 物を半分減らす
- 食事を半分減らす
- 消費を半分減らす
- 情報を半分減らす
- 仕事を半分減らす

この5つの半分減らすを紹介しています。
モノを持ちすぎるとどうなる?

モノを持ちすぎるとどうなるかというと・・・
注意力が散漫になります。
目に入る様々な情報が知らず知らずに注意力を削いでしまっている。
これがモノを持ちすぎている状態です。
モノを持つことで幸せになる?

たくさんのモノを手に入れることで、本当に幸せと言えるのでしょうか?
自分の心の豊かさを計る財産として、
地位財と非地位財という言葉があります。
地位財は、所得、財産、社会的地位、周囲と比較して満足を得られる財産のこと
非地位財は、健康、自由、愛情、良好な人間関係
非地位財は、地位財に比べて幸福が長続きすると言われています。
このことから、モノから得られる幸福感は一瞬
逆に経験などから得られることは幸福感が長く続くと言われています。
そのため、モノを持つことが幸福には繋がらないことがわかります。
片付けはここから手をつける

モノを減らすことで、注意散漫になる
モノを持つことでの幸福感は一瞬
そんなことが解ったら、次は片付けをするように行動をしましょう!
では片付けはどこから手を付けるべきなのでしょうか?
本書で言われているのは、片付けは「よく目に見える範囲」から片付けることが正解
と言われています。
これは目に入る情報量を少なくするという意味があります。
モノを半分に減らすことで、間違いなく集中力があがります。
記事のまとめ
今あなたの目の前にどれだけの情報があるでしょうか?
この目の前の情報を半分に減らすことで、集中力、デジタル疲れなど
大きく生活が変わるきっかけになります。
たかが片付けと思いますが、意外と自分にとって大事な役割を果たします。
まずは急にゼロにモノを減らすことではなく、モノを半分に減らすという目安を持って減らす。
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