Audibleから生まれた三浦しをんさんの作品『墨のゆらめき』を聴きましたか?
もしまだ聴いていないとしたら、ぜひオススメの作品なのですぐにでも聴いてみてください。
なぜそんなにオススメかというと、著者三浦しをんの世界観と、声優の櫻井孝宏さんの声が絶妙にマッチしているからです。
物語にグイグイと引き込まれる作品で、読むよりも聴いて欲しい一冊です。
今回の記事ではここを紹介します。
- 三浦しをんさん経歴は?
- 朗読 櫻井孝宏さん出演作品は?
- 『墨のゆらめき』読みどころ
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三浦しをん 経歴は?
1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○(まる)』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、2018年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞、2019年に河合隼雄物語賞、2019年『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞。そのほかの小説に『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』など、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』など、多数の著書がある。
新潮社 引用
軽いタッチで描かれていて、想像が膨らみやすい。読書初心者でも読みやすい作品がたくさんあリます。


「舟を編む」は辞書を編集することをテーマにした本屋大賞作品。誰かに思いを伝えたい、言葉というつながりを考えさせられる作品だよ!
朗読 櫻井孝宏 出演作品は?
櫻井さんといえば、誰もがその声を聞いたことのある声優さんです。
ではどんな作品に出演してたかというと、こちらです。
- 呪術廻戦 夏油傑
- ジョジョの奇妙な冒険 岸辺露伴
- 鬼滅の刃 富岡義勇
- はたらく細胞 ヘルパーT細胞
- おそ松さん 松野おそ松
- BLEACH 吉良イヅル
- 亜人 戸崎優
- ダイヤのA 御幸一也
- 東京喰種 ウタ
- 転生したらスライムだった件 ディアブロ
- ナルト サソリ
今まで出演した作品がこちらの動画で一覧で紹介されています!

アニメの世界のキャラクターと声質がピッタリで驚きます。キャラクターがそれぞれ違うのに、中でも岸辺露伴や冨岡義勇の声はハマります!
『墨のゆらめき』読みどころ
都内の老舗ホテル勤務の続力は招待状の宛名書きを新たに引き受けた書家の遠田薫を訪ねたところ、副業の手紙の代筆を手伝うはめに。この代筆は依頼者に代わって手紙の文面を考え、依頼者の筆跡を模写するというものだった。AmazonのAudible(朗読)との共同企画、配信開始ですでに大人気の書き下ろし長篇小説。
書家と副業の筆耕士をテーマにした物語。とはいえあまり聞き慣れない筆耕士とは・・・筆耕は、筆やペンで美しく読みやすい文字を書くことによって報酬を得る仕事のこと
こんな仕事があるんだ!と素直に驚きました。
「文字を書く」「相手に伝える文章」
書いた文字は相手の心情を読み取れる。そして文章でより、具体的に伝えることができる。文字や文を大事にするからこそ、書ける物語。
そこに今回は、Audibleで「聴く」が加わることで、想像力が膨らむ作品でした。
最後までよむと「墨」という文字にも沢山の意味が込められていることがわかります。

書家という難しそうな仕事に聞こえるが・・・軽いタッチで読みやすい小説でした。あっという間にスラスラと読めます。
記事のまとめ
本書を最後まで聴いた時に、Audibleの朗読は読み手によって、全く違う世界観に連れて行ってくれることを実感しました。
聴く読書は、朗読者で選ぶのも楽しむ秘訣になります。
最後に、「墨のゆらめき」を楽しめた方に、オススメしたい作品を2冊紹介します。

アートに触れられる作品です。水墨画の墨をテーマにした物語は、読みやすい本屋大賞ノミネート作品です。

朗読者の声と物語がマッチした直木賞受賞作品。公園のベンチから毎日見える何気ない日常を舞台に物語がゆっくりと動き出す。
聴いていて心地の良い作品でした。

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