小説にもたくさんの種類があります。
私は、その時の気分によって読みたい物語が変わります。
ただ唯一あまり読まないジャンルの作品は、恋愛ものの小説です。
今回紹介する『汝、星のごとく』は、
私が苦手としている恋愛のジャンルです。
そんな本作品を、
なんで読もうかと思ったというと、『本屋大賞ノミネート作品』だからです。
本屋大賞のノミネート作品は、書店員さんがオススメしたい一冊です。
そのため、今まで読んできた本の中にも、ハズレがほとんどなく自分の好みの作家さんを見つける良い切っ掛けになります。
ただ・・・・
苦手なジャンルだけに今回は疑心暗鬼で読み始めました。
そんな中で、『汝、星のごとく』を最後まで読んだ感想は

絶対に読むべき感動の作品!
私と同じように恋愛小説が苦手な人にも、オススメできるような作品でした。
それは何故かというと、ストーリーの展開がどうなるのかが・・・
とても気になる作品だからです。
今回は、この小説の読みどころと著者『凪良ゆう』の経歴を紹介していきます。
著者 凪良 ゆう (なぎら ゆう)
京都市在住。2006年にBL作品にてデビューし、代表作に21年に連続TVドラマ化された「美しい彼」シリーズなど多数。
17年非BL作品である『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。
引用 Amazon
『汝、星のごとく』読みどころ
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
引用 Amazon
まるで映画を見ている感覚を味わえるような、洗練されたストーリー性。
いびつな家族の形にも、人にはわからない意味がある。
最後まで読んで、
ストーリーの内容がすべてつながった時に、改めて感動を味わえるような作品。

号泣は間違いのない作品です!

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記事のまとめ
いつもは読まないジャンルの小説を読むきっかけになるのも、本屋大賞の魅力の一つです。
ノミネート作品を読むことで新しいジャンルの開拓をすることができます。
本作品と同時に著者凪良ゆうさんの2021年本屋大賞作品『流浪の月』も合わせてAudibleで楽しみました。

こちらもものすごく感動的な作品です。
流浪の月は、映画で上映されています。
本作品『汝、星のごとく』も早く映画化されることを期待します。
https://seaoneblog.com/honyataisyou-past-five-years/