
こんにちはseaです。
今回紹介させていただくのは、今大人気の書籍『限りある時間の使い方』です。
この書籍は『今読みたいオススメの書籍ランキング1位』としてどこの書店でも見かけます。
私がこの本に惹かれたのは、「人生は4000週間限られた時間をどう過ごすか」このフレーズでした。
私自身、コロナ禍が切っ掛けで自分自身と向き合う機会がふえて、
いかに時間を使うかということに悩み、考えました。
感染が気になるからもう少しずらしてから出掛けよう。
子どもの習い事も、感染が落ち着いてからにしよう。
子どもとの時間をもっと有効に使えないか?
もっと思い出を作ることはできないか?有意義に使いたい。
今の仕事のままで良いのか?この働き方で良いのか?
空いた時間でななにかできることはないのか?
こんなことを、日々の私生活で考える機会が多いです。
この本を最後まで読んで思うことは、
もし私と同じように、時間や生活のこと、仕事のことで悩んでいたり、考える機会が多ければ、
ぜひ読むことをオススメしたい一冊です。
それは、なぜかというと
『時間の概念としっかり向き合える書籍になっているからです。』
本書を読めば、改めて時間の大切さがわかり、今までとはまた違った観点で物事を捉えるようになれます。
本書の目次の紹介
イントロダクション 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
引用 Amazon
PART 1 現実を直視する
第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
第3章 「時間がある」という前提を疑う
第4章 可能性を狭めると、自由になれる
第5章 注意力を自分の手に取り戻す
第6章 本当の敵は自分の内側にいる
PART 2 幻想を手放す
第7章 時間と戦っても勝ち目はない
第8章 人生には「今」しか存在しない
第9章 失われた余暇を取り戻す
第10章 忙しさへの依存を手放す
第11章 留まることで見えてくるもの
第12章 時間をシェアすると豊かになれる
第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす
エピローグ 僕たちに希望は必要ない
付録 有限性を受け入れるための10のツール
わたしは、書籍を読む時に、目次で興味のある部分をまず見つけます。
この書籍の目次は、自分の興味のあるフレーズが多く見つかりました。
中でも、イントロダクションの長い目で見れば僕達はみんな死んでいる
目次を開いた時に、この言葉が一番目に止まって
『気になる!』という衝動に駆られました。
タイムマネジメント本ではない

この書籍を読む前に注意したいのが、
よくあるタイムマネジメントの書籍と同じように考えると、全く違うということです。
むしろ、その正反対の本になります。
時間を効率的に使うことばかり考えていても、その効率が余計に、次の仕事を生み出して
仕事が減るばかりか、逆に増えていく
そんな事が書かれています。
確かに、自分の仕事に当てはめた時に、効率よく仕事をこなしたと思ったら
エンドレスに仕事が次々と増えていくような感覚・・・ありました。
時間は限られていることを、まずは認めることが大事、それを理解した上で仕事をする。
時間の考え方を変えるきっかけ

具体的にはどんな、時間の使い方を考えられるかというと
- 仕事での時間の使い方
- 子供との時間の使い方
- 休日の時間の使い方
大きく分けてこんな時間の使い方を学ぶことができます。
読んだあとの行動で、変えなければと思ったことは
『あらゆる時間は最後の瞬間だ』という気持ちを持つことにしました。
子どもとの時間の使い方を考える上で、
息子のお迎えはいつでもできる体験ではない。
本書に紹介されていたこの言葉は私の心に刺さりました。
何気なくしている一つ一つの生活が、今しか体験できないことですね。
記事のまとめ
本書を読んで、間違いなく今年読んだ中で一番自分の心に響いた本と言えます。
いろんな書籍を読みますが、この書籍は紙で読みたい書籍だと私は思っています。
なぜかというと、この書籍の空気感が伝わるのが電子書籍よりも、
きっと紙で読んだときのほうが伝わるのではと勝手な考えです。
この紙で読む体験をすることも、手に取ったときの感動や、ページを捲るときのドキドキ感を味わえる時間の体験の一つだと思います。
本書を読んで、一つ一つの物事の捉え方が変わりました。
今までは、『日常』だったことが一つ一つ『体験』と考えるようになりました。
私の残りの2000週間を体験として楽しめるように、繰り返し読みたい書籍です。