ドラマブラックペアンシーズン2が終わって「天城先生・・・」と沈んだ気持ちもドラマ最後の世良先生「ジュノ」の姿を見ていると成長したと感じさせられました。
ドラマを楽しんでいた人の中には、
その後世良先生は？花房さんは？猫田主任は？
などなどその後どうなったの？と気になる方も多いと思います。
今回の記事ではそんなブラックペアンの世界を桜宮市の年表から読み解いていきます。
実はまだ読んでいない部分も多くありますので、読むたびに更新をしていきます。
読みどころと人間関係を整理して紹介しますので、
ぜひ小説を読む前の参考にしてみてください。
海堂尊ワールドの読み方
海堂尊の著書は、ブラックペアンシリーズやチーム・バチスタの栄光など「東城大病院」と桜宮市を下に繰り広げられています。
読めば読むほど楽しめる繋がりが楽しめる作品になっているのが特徴です。
昔、チーム・バチスタの栄光を読んでいましたが、そこに繋がるんですよね！！
ちなみにドラマブラックペアンシリーズではこちらの小説が原作となっています。
- ブラックペアン1988
- ブレイズメス1990
- スリジエセンター1991
ブラックペアンでは渡海先生が主人公として登場します。こちらがドラマで言うシーズン1になります。
また、その後のストーリーとして、ブレイズメス・スリジエセンターは天城先生のシーズン2に繋がります。
読みどころがたくさんありますが、ドラマと一緒に合わせて視ることで、頭の中の登場人物を整理しやすいのでその後読みやすくなります。
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実はもっと奥が深いのが桜宮市の年表があるんです。
| 年代 | 作品名 | 作品名 | 作品名 |
|---|---|---|---|
| 1980 | プラチナハーケン1980 | ||
| 1988 | ブラックペアン1988 | ||
| 1990 | ブレイズメス1990 | ||
| 1991 | スリジエセンター | ||
| 2006 | チーム・バチスタの栄光 | ジェネラル・ルージュの凱旋 | ナイチンゲールの沈黙 |
| 2007 | 螺旋迷宮 | イノセントゲリラの祝祭 | |
| 2008 | ジーンワルツ | マドンナ・ヴェルテ | 極北クレーマー |
| 2009 | ナニワ・モンスター | 極北ラプソディ | アリアドネの弾丸 |
| 2009 | ケルベロスの肖像 | 輝天炎上 | カレイドスコープの箱庭 |
| 2009 | スカラムーシュ・ムーン | ||
| 2013 | 夢見る黄金地球儀 | ||
| 2014 | モルフェウスの領域 | 玉村警部補の巡礼 | |
| 2019 | アクアマリンの神殿 | ||
| 2022 | 医学のたまご |
現段階では、26作品が関連としてシリーズで出ています。そして海堂尊ワールドの読み応えのあるところは、年代が変わってまた同じ登場人物が出演することです。
「だから一度読んで2作品目を読むと更に面白い」
海堂ワールドにハマっていきます。
ちなみに最新のプラチナハーケンが一番最初の物語となっています。
今から読む方や初めて読む方は年代別に、順を追って読むのも面白いと思います。
ブラックペアン後の世良先生
ブラックペアンで天城先生との別れから、どうなったの？？と気になる人も多いと思います。
ブラックペアンのあとの世良先生が描かれているのは、「極北シリーズ」です。
極北シリーズは、「極北クレーマー」「極北ラプソディ」と2つの作品で構成されています。
財政破綻目前の極北市、その中でも極北市民病院も例外なく財政に苦しまされる。そんな中、「医療事故疑惑」を疑われる危機に見舞われた極北病院。
追い詰められた病院の再建に「世良病院長」として取り掛かる。
この物語は、ブラックペアンから20年後の世界を描いています。
そして、もう一人、ブラックペアンシリーズで研修医として登場していた「速水」が登場する。
速水はブラックペアンでは研修医、
ジェネラル・ルージュの凱旋では東城大医学部部長として、そしてジェネラル・ルージュで責任をとって極北救命センターへどのように繋がりをみせるのか？
極北病院を襲う「医療疑惑報道」にどう立ち向かうか？財政破綻をきっかけに現病院長が交代！世良病院長に引き継がれる。
どうやって極北病院を再建していく、そのときに速水との関わりは？
ブラックペアン後の猫田主任
ブラックペアンで渡海先生の助手として大活躍をしていた猫田主任。
原作でも居眠りの猫田、千里眼をもつ猫田など、キャラクターが際立っています。
ドラマでは朱里さんが演じていますが、はまり役でしたね。イメージそのままなので、ドラマを見てから小説を読むことでさらにリアリティがでて楽しめます。
猫田主任はブラックペアンシリーズではもちろんですが、その後20年後のジェネラル・ルージュの凱旋や同時期のナイチンゲールの沈黙でも師長として東城します。
キャラクターは変わらずの居眠りのキャラクターですが、人に指示を出すタイミングや指示の出し方が絶妙すぎです。
ジェネラル・ルージュの凱旋では、20年前にはブラックペアンで速水と同じく研修医として登場していた田口が不愁訴外来としての先生としてでてきます。
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記事のまとめ
桜宮サーガといわれる一連の桜宮市で起きている小説シリーズは一度読み出すと全て制覇したくなるものです。
私もコレクターのように、ここ最近でブラックペアンシリーズから、順番に読んでいます。
あっこの登場人物がここにも出てくるんだ！
こんな風に繋がることで、優越感に浸っています。今後も全作品を制覇するまで読んで、記事の続きを更新していきます。
まだ読んでいないと思ったり、あの登場人物が好きだからこの小説シリーズを読みたい！などの参考にしてみてください。
