- 子どもに読んでほしい小説は?
- 泣ける青春小説を探している!
子どもがスポーツに取り組んでいて、毎週のように子どものスポーツを応援している人も多いのではないでしょうか。
実は、私も子どものスポーツを応援する親です。
スポーツを通して、日々学ぶことが本当に多いと感じます。
今回の記事では、そんな私が子どもに読ませたいそして、親も楽しめると思うスポーツ小説をピックアップしました。
スポーツ小説って、なんとなく結末が解るような気がして避けている。
そんな人でも絶対に楽しめる小説が存在します。
小説を通してもっとスポーツが好きになってもらえれば嬉しいです。是非参考にしてみてください。
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目次
アルプス席の母 早見 和真
秋山菜々子は、看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。母親目線で甲子園を目指すための高校選びから、レギュラー争い、高校父母会、怪我との付き合い。
主人公は選手ではなく母親、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。
監督や選手の目線で描かれているストーリーはよくあるが、この小説は選手を支える母親が主人公。親が読むと共感の連続です。
俺たちの箱根駅伝 池井戸 潤
古豪・明誠学院大学陸上競技部
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
箱根駅伝の記録としては残らない学生連合をテレビ放映の角度から記憶に残す小説は圧巻!
ルーズヴェルトゲーム 池井戸 潤
大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。
かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが――社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは・・・
ルーズベルトゲームとは・・・
米大統領のフランクリン・ルーズベルトが『野球でいちばん面白いスコアは8対7だ』と言ったことに由来される」と説明される。 両軍が点を取り合い、最終的に僅差の8―7のスコアで決着する野球の試合のこと
まさに緊張感抜群のドラマが描かれています!
陸王 池井戸 潤
老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。
これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか? 世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足――。従業員20名の地方零細企業が、一世一代の大勝負に打って出る! ドラマ化もされた熱き企業小説の傑作!
これぞ池井戸小説!といえる老舗企業応援するスポーツ小説
バッテリー あさのあつこ
そうだ、本気になれよ。関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ。
中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。
いつ読んでも色褪せることのない名作です。ぜひ親子で読んでほしい一冊です。
大延長 堂場 瞬一
夏の甲子園決勝戦。公立の進学校・新潟海浜と甲子園の常連・東京の私立恒正学園の勝負は、
延長15回で決着がつかず、翌日の再試合に持ち越された。監督は、大学時代のバッテリー同士。
海浜のエースと恒正の四番バッターは、リトルリーグのチームメイト……お互いの過去と
戦術を知り尽くした、勝負の行方と、球場に出現した奇跡の舞台で交錯する人間ドラマを、
スポーツ小説の旗手が圧倒的な筆力で描ききった、野球小説の名作。読めば勇気が湧いてくる!
まさに高校球児の熱い戦い!は感動間違いなし!高校野球という筋書きのないドラマがこれほどまで感動を生むという事を改めて感じました。
風が強く吹いている 三浦しおん
箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。
「駅伝」って何?
走るってどういうことなんだ?
十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。
一本の襷を十人で繋ぎながらも、走っている間は独り己と向き合う。駅伝の面白さを改めて感じる。
武士道シックスティーン 誉田 哲也
宮本武蔵を心の師とする剣道エリートの香織。
3歳ではじめた剣道に朝から晩まで打ち込み、負けることが大嫌いな彼女は、中学最後の大会で無名選手の早苗と対戦する。
早苗に真正面からメンを決められ、負けてしまった香織。敗北の悔しさを片時も忘れられなくなってしまった。
日本舞踊をやめ、中学から剣道を始めた早苗は重心を下にした柔らかな動きでみるみる成長するが、楽しさを求め勝敗には固執しない「お気楽不動心」。
相反する二人が同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが…。
剣道経験者でもそうでなくても楽しめます。
あめつちのうた 朝倉 宏影
「甲子園の神整備」で知られる、グラウンド整備の職人集団「阪神園芸」――。
絶対に泣く青春×お仕事小説!
この夏も人生も、一度きり。
運動神経ゼロの雨宮大地は高校卒業後、野球の聖地・甲子園で働くことに。グラウンド整備を請け負う職人集団「阪神園芸」の新人として憧れの地を踏むも、仕事は失敗続き。落ち込む大地だったが、夢に向かってもがく同世代の仲間たちと出会い、自分の弱さと向き合うことを決意し――。涙の青春×お仕事小説!
スポーツを支える仕事という意味で感動をします。必ず誰かが支えてくれているのがスポーツだ。子どもに読ませたい一冊です。
蒼のファンファーレ 古内 一絵
「藻屑の漂流先」と揶揄されていた緑川厩舎のメンバー達。
廃業寸前だった彼らが、芦原瑞穂という女性騎手の真摯な姿勢と情熱で生まれ変わり、G1の桜花賞に挑戦、惨敗した翌年。
場違いな超良血馬がやってくる。馬主はマスメディアでも有名な風水師。
何もかも謎めいている彼は、厩舎を立て直すきっかけとなった馬(フィッシュアイズ)との勝負を望んでくる。その狙いとは・・・・。
女性騎手ならではの苦悩と葛藤。 勝つために、勝つことにこだわる。
ノーサイドゲーム 池井戸 潤
大手自動車メーカーのエリート社員・君嶋隼人は、横浜工場の総務部長に左遷させられ、ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。
かつて強豪としてならしたチームもいまは鳴かず飛ばず、巨額の赤字を垂れ流していた。
アストロズを再生せよ――。ラグビーに何の興味も知識もなかった君嶋が、お荷物チームの再建に挑む!
ラグビーにかけるそれぞれの熱い思いがチームを動かす!
ボックス 百田尚樹
高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。
二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち……。様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?
アマチュアとは言え、ボクシングの辛さや奥深さがとてもよくわかります。
努力を怠らず、前向きに情熱込めて取り組む大切さが心にしみます。
一瞬の風になれ 佐藤 多佳子
春野台高校陸上部、一年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ走りたい。
天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。
2007年の本屋大賞受賞作品です。サッカーから陸上への転向。どの競技が自分に合うのかはやってみないとわからない。
Audibleで読めるスポーツ小説
今回紹介した本の中にはAudibleで読める本がたくさんあります。
朗読で聞くと臨場感が溢れるので更に楽しめるよ♪
- アルプス席の母
- 俺達の箱根駅伝
- ルーズヴェルトゲーム
- 陸王
- バッテリー
- あめつちのうた
- 蒼のファンファーレ
- ノーサイドゲーム
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