- ハマるミステリーが読みたい!!
- 犯人探しを楽しみたい!
こんなときにオススメなのがクローズドサークルミステリーです。
クローズドサークルとは、閉鎖された空間で起きる殺人事件です。
主に館、孤島、山荘など特定のシチュエーションで外との連絡手段がなく、助けが呼べない状況です。
この状況では、『犯人はこの中にいる』と限られるため、誰が犯人か読者側も想像しやすく、推理に参加をしながら読み進めることができます。
今回の記事では、
最新作も含めてオススメのクローズドサークルを厳選して10作品紹介します。
ぜひ次に読む一冊に選んでみてはいかがでしょうか?
それでは10作品順番に紹介していきます!
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そして誰もいなくなった
これを読まなければミステリーは語れない
王道中の王道の作品はミステリーファンなら必ず通る道。島に取り残されたメンバーが一人一人いなくなる。人数が減っていくのに、犯人が最後まで絞れない。本作品はミステリーの原点とも言えるくらい有名。
海外ミステリー小説の中でも読みやすく、ハマりやすい作品です。
謎が多く、最後の最後のページまで楽しめます。
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そして誰かがいなくなる
題名からして、アガサクリスティの『そして、誰もいなくなった』を想起させる。著名作家の作品に盗作がありそれを公表すると集められた小説家たち、そこで待っていたのはミステリー好きのために建てられた洋館だった。
騙されずに、物語の犯人にたどり着くことができるか?
私は最後まで犯人にたどり着くことができませんでした。
最後になるほど!と思える作品です。
方舟
騙されてはいけないと解っていても騙される。圧倒的な大どんでん返し!
とある施設に迷い込んでしまったサークルメンバー。そこは脱出することが不可能な「方舟」のような建物。
脱出することができる条件はただ一つ
誰かが犠牲になり、その施設に残ること。その状況下で起きた殺人事件に犯人を生贄にするべく、推理を展開。
本屋大賞ノミネート作品のこの作品は、圧倒的な大どんでん返しが魅力です。SNSでも話題となり、騙された人も多いハズ。
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十戒
「十戒」異常なルール設定の中でおきる殺人。
無人島に閉じ込められた7人、そこで起きた殺人。7人に課せられたルールは「犯人を見つけてはいけない。」犯人を見つければ島ごと爆破。
特殊な状況の中で進むミステリーは、前作の「方舟」同様にハラハラ、ドキドキな緊迫感のあるミステリー
インパクトのある特殊な設定です。
ガラスの塔の殺人
始まりは主人公の殺人から・・
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人、名探偵、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれたこの館で次々と惨劇が起こる。
主人公の医師が館の主を毒殺するところから、物語が急展開。
真犯人は!?誰?!何度も騙される本格的ミステリー作品。
Audibleで聴いて楽しめました。あっという間に読み終えた作品です。
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ある閉ざされた雪の山荘で
映画でも話題の1度限りの大トリック! 劇中の殺人は真実か?
ペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。舞台稽古は豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか? そこにある驚愕の真実が…
出版自体はだいぶ前の作品ですが、映画でも人気の話題性のある作品です。東野圭吾のミステリーにハズレはありません。
すべてがFになる
ドラマにもなった理系ミステリーの、S&Mシリーズ。
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。
彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。
ドラマよりも小説が面白い。シリーズでは本作品が一番のおすすめです。
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屍人荘の殺人
ネタバレ厳禁!!ホラー系ミステリー
宿泊先の紫湛荘に閉じ込められた映研メンバー。その一人が密室で惨殺死体となって発見されるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。
たった一時間半で世界は一変した。究極の絶望の淵で、探偵たちは生き残り謎を解き明かせるのか?!
追い込まれる感覚のあるミステリー。まさかこんな展開に・・・
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十角館の殺人
HULUでもドラマが話題の綾辻行人の「館シリーズ」
ミステリー研究会のメンバーが曰く付きの十角館に挑むが・・・
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがてサークルメンバーを襲う連続殺人。
最後の一行に誰もが衝撃する。
私が、今までで一番好きなクローズドサークルのミステリー小説です。
何人もの人がこの十角館に騙されてきたでしょう。
インシテミル
危険な高額バイトにはやっぱり注意が必要・・・まさに闇バイト
「ある人文科学的実験の被験者」になれば、時給11万2千円がもらえるという。破格の条件につられて応募し、選ばれたのは12人の男女。
とある地下施設に閉じ込められた彼らは、<実験>の内容を知り驚愕する。それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった。
息が詰まるようなクローズドサークルは映画にもなっています。
設定に引き込まれる作品で人気があります。
名探偵のいけにえ 人民教会の殺人
奇跡を信じるカルト宗教集団に圧倒的な推理で名探偵が挑む。
病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。そんな街で次々に起きる殺人事件。
カルト教団の謎を暴く解決編は圧倒的な推理力と仮説。二転三転する事件の真相はまさかの最後に大どんでん返し。
本格ミステリ大賞を受賞している作品。
推理の展開が他の作品と比べても質が違う。
記事のまとめ
ミステリーは読者が犯人にたどり着くことができるかどうか、騙された!と思えるほど裏を書かれる。そこが伏線だったか・・・と思えること。
こんな体験ができるミステリー読書は最高に楽しい。
今回の作品の中で推理をしていく中で私が犯人にたどり着くことができたのは2冊でした。
10戦2勝8敗です。思っきり負け越しています。
でも気持ち良いくらいな負け方がミステリーの醍醐味です。ぜひ作品の中から最高のミステリー小説に出会ってください。