本屋大賞ノミネート作品、今年も本屋大賞の時期がやってきました。
毎年、私の中でも昨年に読んだ本の中からノミネートを予想するのも楽しみの一つです。
またノミネートされた作品から予想するのも楽しみとなっています。
そこで今回の記事ではここを紹介します!
- ノミネート作品の読みどころ紹介
- 本屋大賞予想
- Audibleで聴ける作品は?
- 過去の本屋大賞ノミネートベスト3の紹介
まだ読んでいない方にも、読みどころを紹介していきます。
また、同時に本屋大賞ノミネート作品から、大賞の予想をします。
ぜひ、自分自身の「本屋大賞予想」も楽しんでみてはいかがでしょうか。
本屋大賞とは・・・
読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、ひいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え作られました。
書店員さんがもっともお客さんに勧めたい本だね!
目次
2024年本屋大賞ノミネート作品
2024年の本屋大賞ノミネート作品はこちら!
- 黄色い家 川上未映子
- 君が手にするはずだった黄金について 小川哲
- 水車小屋のネネ 津村記久子
- スピノザの診察室 夏川草介
- 存在のすべてを 塩田武士
- 成瀬は天下を取りに行く 宮島未奈
- 放課後ミステリクラブ1金魚の泳ぐプール事件 知念実希人
- 星を編む 凪良ゆう
- リカバリー・カバヒコ 青山美智子
- レーエンデ国物語 多崎礼
ちなみにノミネート作品の中でAudibleで聴ける作品は?
- 黄色い家
- 成瀬は天下を取りに行く
- リカバリー・カバヒコ
- 放課後ミステリクラブ
- レーエンデ国物語 6/28以降
- スピノザの診療室 4/10以降
- 水車小屋のネネ 6/28以降
現在聴けるのは1冊だけど、これから聴けるようになる作品が増える予定だよ!
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ここからはノミネート作品をランキング予想として公開します。
第10位 君が手にするはずだった黄金について 小川哲
才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの?
6篇の連作短編集となっています。
小川哲さんは、去年も「君のクイズ」でノミネートしているよ!
ミステリーの始まりは、早押しクイズQ1グランプリ最終問題。なぜ出題の前に正解を言い当てられた?新感覚のミステリーテンポよく読める一冊
第9位 放課後ミステリクラブ1金魚の泳ぐプール事件 知念実希人
児童書で史上初、本屋大賞ノミネート 親子で楽しめる本格ミステリ!
考えることの楽しさ、謎解きの気持ちよさがわかる!
「人生初の伏線回収」を子どもと体験。
第8位 黄色い家 川上未映子
犯罪の闇へと転落するスピード感に圧倒され、読む手が止まらない!
未成年の主人公が犯罪の闇に染まっていく・・そして若さゆえの過ちは、取り返しのつかないものになる。
苦しみ、もがき、黄色にすがる。Audibleで聴ける作品です。
未成年犯罪の闇に迫る。Audibleで必聴の作品だよ!
第7位 成瀬は天下を取りに行く 宮島未奈
破天荒な主人公に魅力満載!こんな印象的な主人公は初めて!
主人公の行動力に明日の活力をもらえる一冊。2023年を代表する小説として賞を総ナメにした作品。
【坪田譲治文学賞】
【「静岡書店大賞」小説部門 第1位】
【ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2023」小説部門第1位】
【「読書メーター OF THE TEAR 2023-2024」第1位】
【「中高生におすすめする司書のイチオシ本 2023年版」第1位】
【第17回「神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)」受賞】
【「キノベス!2024」第1位】
今まで一歩を踏み出せないでいた自分が馬鹿らしくなるくらいの行動力に圧巻されます。続編もオススメです。
第6位 リカバリー・カバヒコ 青山美智子
本屋大賞3年連続ノミネート
誰もが悩みを抱えている。小さな悩みも大きな悩みもそれぞれ抱えながら、癒やしを求めている。
自分だけではない。悩みのない人なんていない。どんな悩みにも暖かく寄り添ってくれるそんな作品
第5位 水車小屋のネネ 津村記久子
毎日新聞夕刊で話題となった連載小説
温かい気持ちになれるそんな作品は、物語の風景を想像して暖かい気持ちになれる作品は、大事に大事に読みたい。
人の優しさに触れられる感動作品
第4位 レーエンデ国物語 多崎礼
間違いなく読みだしたら止まらない・・・壮大なファンタジーの物語の世界へ没頭する。
読み始めたら美しく、壮大な物語にあなたもハマる。ファンタジー好きにはたまらない一冊となっています。
第3位 星を編む 凪良ゆう
昨年の本屋大賞「汝、星のごとく」の続編。
あの感動が再び、前作で語りきれなかった愛の物語。
「流浪の月」、「汝、星のごとく」に続く本屋大賞受賞となるか!?注目の作品
第2位 スピノザの診察室 夏川草介
『神様のカルテ』の著者が描く、人の命の真実
どう生きるか、どう死ぬか、幸せとは?を自分自身に問いかける。
医師の立場から最大限のできることを考える主人公に共感しつつも、自分だったたらどうするか?を考えさせられる作品。
病気を治すだけが医師の仕事ではない!
第1位 存在のすべてを 塩田武士
平成3年に発生した「二児同時誘拐事件」。発生から30年後、封印された事件が動き出す。
犯人を見失う警察、真実を追求する記者、現実を描写する画家、それぞれの角度からひとつの真実を追求する。
物語自体が、真実を語るまさにアート作品。
深層に近づくにつれて、心拍数が上がる。
心揺さぶられるラストにきっと涙する。
予想第一位の作品です。ミステリーとアートが絡み合った芸術的な作品です。読む手が止まらなくなるほどに先の展開が気になる一冊でした。
2024年本屋大賞予想のまとめ
あくまでこれは予想ですが、私が読者さんにオススメをしたい順番でランキングを付けてみました。
1位 存在のすべてを
2位 スピノザの診察室
3位 星を編む
予想としては、感動の度合いやストーリー性を踏まえて、「存在のすべてを」を1位予想として選びました。罪の声の著者が描く、過去の犯罪についての真実の物語は圧巻のラストでした。
今年の答え合わせは、4/10の発表になります。
皆さんぜひ、予想を楽しんで読んでみてはいかがでしょうか?
過去の本屋大賞作品のベスト3
今までに紹介されてきた本屋大賞ノミネート作品は全部で212作品になります。
感動する小説や心温まる小説、あっと驚くミステリーや考えさせられる小説などいろんな種類の小説がありました。
今回は、読書家が選ぶ本屋大賞ノミネートベスト3を紹介します。
第3位 方舟
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
極上ミステリー小説『方舟』は限られた時間が鍵
SNSでも話題になったこの作品は、最後まで展開がわからない。
第2位 流浪の月
映画化されているこの作品は、映像で見ても、小説で読んでも、Audibleで聞いても感動を与えてくれる小説
「あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう」
決して世間にはわかってもらえることのない二人の秘密
第1位 6人の嘘つきな大学生
伏線回収がクセになるほど心地よい
就活のグループディスカッションが舞台
ある1枚の告発分から他の5人を嵌めようとした犯人を探す展開に。段々と犯人に近づいているはずなのだが、最後の最後まで犯人が解りそうでわからない。
最後にすべてが解ったときに、「なるほど」と心から思えた作品
ちなみに今回のベスト3に選んだ作品はどれもAudibleで聞くことができます。きっとハマります。
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