今回の記事では、本屋散歩をしていくなかで書店がおススメをしているコーナーから読んでみた小説を紹介します。
次に何を読もうという本を探している。
ハマりたい作家を見つけたい。と思ったらぜひ参考にしてみてください。
今回は、ブックファーストさん、有隣堂さん、BOOK EXPRESSさんで勧められていた。本を紹介します。
文身 岩井圭也
虚構と現実を私小説で描く。今起きていることは本当なのか、今物語を読んでいる自分自身まで、虚構の狭間まで引きずり込まれる。
最後のシーン、最後の一行を読んだと思ったら、また最初に戻って読んでいた。
この物語のトンネルの先に見えるものは、読者によって異なる世界かもしれない。
あなたはどう読む?

ブックファーストでおススメされていた小説です。文庫版で読みましたが、タイトルに魅かれて迷わず買いました。
失われた貌 櫻田智也
山奥で見つかった死体はすべてを隠すように顔を潰されていた。なぜここまでする必要があったのか?
謎解きのなかでキーワードになるこの部分。
どんでん返しがくると解っていても、真実には辿りつけないミステリー。最後の最後に全てが繋がる。

BOOKEXPRESSでおススメされていた小説です。帯には伊坂幸太郎、恩田陸、米澤穂信の絶賛のコメントが!!これを見て迷わず購入
ホテルピーベリー 近藤史恵
仕事を辞めて安らぎを求めてやってきたハワイのホテル。そこはリピーターお断りのホテルだった。さらにはなぜか宿泊者全員が嘘をついている。
連続して宿泊者が謎の死を遂げる、そこにはある理由がある。最後まで気が抜けない展開のミステリー

有隣堂でおススメされていました。この小説をきっかけに著者の他作品も読みたいと思えました。独特な作品で、とても心地よく読めました。