今回は、泣けるほど感動できるストーリーを探している人にピッタリの小説を紹介します。
心理学では、
感動体験にはこんな効果があると言われています。
- ①ヤル気やポジティブ思考
- ②新しい考え方・価値観変化
- ③利他意識への目覚め
何が言いたいのかというと、感動小説は自分を変えるキッカケになるんです!
ぜひ!ストーリーで感動をもらって、あなたを変えるキッカケになる本を見つけてください。
それでは、私自信が支えられた『厳選の感動小説を20冊』紹介します。
目次
52ヘルツのクジラたち 町田そのこ
その声はきっと誰かにとどく!「あなたの希望となる物語」
ムシと呼ばれ、親から虐待を受ける少年。同じような境遇に生まれ親の介護をする主人公。虐待やヤングケアラーなど、さまざまな事情で心に傷を抱える孤独な人々。彼らは、それぞれの声なきSOSに気づいてくれる存在と出会えたことで生きる力を得ていく。
2021年本屋大賞作品!大人にも子供にも響く作品だよ。
中学生の子供も読んで感動をしていました!
アルジャーノンに花束を ダニエル・キース
一生のうちに一度は読んでおきたい本
知的障害を抱えたチャーリーが天才になるために受けた手術がもたらした幸運と悲劇。1950年代のニューヨークを舞台に、突然天才となった知的障害をもつ主人公の悲哀を、当時の障害児の置かれた状況や科学、恋愛、友情を交えて繊細に描いた。
人の気持ちと「本当の幸せ」に向き合える最高傑作
得られるものと、失うもの。
大人になってからもう一度読んで考えさせられました。
最愛の 上田岳弘
「最愛」のカタチは手紙を通して届けられる
物語の始まりはまるで村上春樹の「ノルウェイの森」を彷彿させる。
読み進めるほどに物語にのめり込んでいく。
「約束をして私のことは跡形もなく忘れることを」
ラストに解るこの言葉の意味が、切ない愛のかたちを、綴っています。
2024年最新の感動できる小説です。
ライオンのおやつ 小川 糸
きっとあなたの「死生観」を変えてくれる。
思い出のおやつには人の心を暖めてくれる不思議な力がある。
あなたにも死ぬ前にもう一度食べておきたいおやつはありませんか?
終末ホスピタルでのさまざまな人の死生観に触れながら、自分の人生を振り返る。読んだあとに、命や時間、思い出、人との関係、大事にしたいと思える一冊。
そしてバトンは渡された 瀬尾まいこ
「親子の絆の物語」にきっと涙する
バトンを繋ぐように、それぞれの義理の親に育てられた「優子」。血の繋がらない親子の関係ながらも、それぞれとの繋がりは深い繋がりがある。
親子の関係の秘密を知ったときに必ず驚きと感動が得られます。
Audible対象作品だよ!
カフーを待ちわびて 原田マハ
沖縄の情景を思い浮かべながら読める、心温まる。
きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきた。
沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋のストーリーは、最後の展開に泣けます。
日本ラブストーリー大賞受賞作。
運転者 喜多川泰
今自分ができることは?『人のために』できること何か?
いつも自分はついていないと愚痴をこぼす主人公が乗車したタクシーが運命を変える。
運命の変わる理由にきっと涙する。
自分の努力が虚しくなったときに読むべき、明日への希望の一冊
Audible対象作品だよ!
流浪の月 凪良ゆう
なぜ?「その真実」が明かされたときに涙する
10歳の少女・更紗 (さらさ)は、引き取られた伯母の家に帰ることをためらい、孤独に時間を持て余していた。
そこに現れた孤独な大学生の文 (ふみ)は、少女の事情を察して彼女を自宅に招き入れる。文の家でようやく心安らかな時を過ごし、初めて自分の居場所を手にした喜びを実感する。
しかし2ヵ月後、文が誘拐犯として逮捕され、2人の束の間の幸せは終わる。15年後、恋人と同棲生活を送っていた更紗は、カフェを営む文と偶然の再会を果たす。
本屋大賞受賞作品
Audible対象作品だよ!
月の満ち欠け 佐藤正午
生まれ変わっても永遠に・・・運命の物語
目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ
Audible対象作品だよ!
本日は、お日柄もよく 原田マハ
「言葉の力」に感動!!
結婚披露宴で、すばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。
衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入り、「言葉」の修行を始める。成長したこと葉は、父の遺志を継いで初めて衆議院選に立つ、厚志の選挙を手伝うことになるが……!?
人と人とを結び合う言葉の限りない可能性を描く。
宙ごはん 町田そのこ
全国の書店員さん大絶賛!
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野。
まっすぐな子どもの心と不器用な親の心の成長に感動
カラフル 森絵都
「自分が変わらなければ変えられない!」
死んだはずのぼくの魂が、天使に行く手をさえぎられた。
抽選に当選し、もう二度と生まれ変わることができなかった魂だが再挑戦のチャンスが与えられたという。ホームステイ先は小林真。
自殺を図った彼にいったい何が起こっていたのか…
そんな小林真として快適に暮らす工夫を始めたぼくは、少しずつ見る景色、イメージの色合いを変えていく。
Audible対象作品だよ!
ノルウェーの森 村上春樹
出会いと別れを描く「100%純粋な恋愛小説」
高校時代に、親友のキズキを自殺で失ったワタナベは、知り合いのいない東京で大学生活を送っていた。
ある日、キズキの元恋人・直子と再会し、やがて2人は惹かれ合いつき合うようになるが、直子は心を病んでしまう。
心の療養をする直子と出会いと別れの物語は純愛そのもの。
Audible対象作品だよ!
コーヒーが冷めないうちに 川口俊和
願いが叶うならあの時の「あの瞬間」に戻りたい・・
とある喫茶店にまつわる都市伝説。
それは、その店の特定の席に座ると、カップのコーヒーが冷めるまでの間、過去の好きな時期に戻れるというものだった。
やがて、不思議な噂を聞きつけた客が次々と店に訪れるが、いつもその席には先客がいた。
Audible対象作品だよ!
君のすい臓を食べたい 住野よる
読んだあと、この題名に必ず涙する・・・
本好きで内向的な高校生の【僕】は、天真爛漫なクラスメイト・山内桜良が膵臓の病で余命いくばくもないをことを知ってしまう。
秘密を共有する二人は交流を通じて徐々に親しくなるが、ちょっとしたことで関係を悪化させてしまう。
命の儚さと恋の行方は・・・
手紙 東野圭吾
唯一無二の「兄弟愛」を描いた感動の名作
服役中の剛志から直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。
永遠の0 百田尚樹
「戦争と死の真実」についての物語
卓越した飛行技術を持ち、誰よりも死ぬことを恐れていた男が太平洋戦争で特攻兵に志願したのはなぜなのか?
男の孫の青年の目を通して、60年もの間、封印されてきた衝撃の真実が語られる
1リットルの涙 難病と戦い続ける少女亜也の日記 木藤亜也
「難病と戦う」主人公の勇気の物語
木藤亜也は難病と闘った。 少しずつ病気の兆しが見え、だんだんと体が弱っていった。
体が弱りながらも亜也は、自らの決心、自分への励まし、反省、感謝の言葉などを、手が動かなくなる瞬間までノートに書き続け、そのノートの数は計46冊にも及んだ。
カフネ 阿部暁子
王様のブランチでも紹介されました!!
弟の急死と死の真相、財産の贈与、夫との離婚、それぞれの悩み
家族や友達とは違う二人の物語、お互いを思いやり理解り合おうとすることで生まれる新たな思い。そして温かい料理のやさしさ、自分のために作ってくれた食事には生きる力を与えてくれる。
最後まで読み進めて題名「カフネ」の意味がわかる。
西の魔女が死んだ 梨木香歩
魔女の愛情に温かい気持ちになれる一冊。
いじめが原因で学校に通えなくなったまいは、 しばらく学校を休んで、おばあちゃんの家に1ヶ月ほど住むことに。
そこでは、自然豊かなミニマム・ライフが待っていた。 おばあちゃんは、自身が魔女の家系であると仄めかし、まいは「魔女修行」をはじめる。
そんな、まいにある日、衝撃的な事件が起こる。
かがみの孤城 辻村深月
「わたしはひとりじゃない!」勇気をもらえる物語
中学生のこころは、学校に居場所がなく部屋に閉じこもっている。 ある日部屋の鏡が光りだし、こころは別世界へ吸い込まれる。
おとぎ話のようなお城には、見知らぬ中学生6人が集められており、狼の仮面を被った少女がこころたちにあることを告げる
一分間だけ 原田マハ
いのちの尊さに触れる感動ストーリー
仕事でゴールデンリトリーバーのリラと出会う。ペットショップの店員さんに「今日買わなければ殺処分される」と言われ、リラと恋人と三人で暮らすことにした。しかし、仕事が生きがいの藍は、仕事に忙殺されて、何を愛し、何に愛されているかを次第に見失っていく…。
愛犬との出会いと別れを通じて「本当に大切なもの」に気づくまでを描いた、感動のヒューマンラブストーリー。
記事のまとめ
どの作品も涙なしでは語れないストーリーです。
私の場合は、1度読んで終わりではなく、気に入った箇所を、何度も読むようにしています。
私の中で、特に勇気をもらえる感動の一冊は、
原田マハさんの「本日はお日柄もよく」です。
このストーリーは、言葉で人に勇気をあたえる作品です。
困難に向かい合った時、
もうだめだ!と思った時、
想像してみるといい。3時間後の君、
涙が止まっている。24時間後の君、
涙は乾いている。2日後の君、
顔を上げている。3日後の君、
歩き出している。どうだい?
そんなに難しい事じゃないだろ?
だって人間は、
そういうふうにできているんだ。とまらない涙はない。
乾かない涙もない。
顔は下ばかり向いている
わけにもいかない。歩き出すために
本日はお日柄もよく 原田マハ
足があるんだよ。
この他にも、たくさんの勇気の言葉が詰まった一冊です。