新しく屍人荘の殺人シリーズとして出版された『明智恭介の奔走』、この作品の舞台背景はいつ?
ズバリこれは屍人荘の殺人以前の物語です。
いわばエピソードゼロ!!
屍人荘の殺人にも登場をする。明智恭介が主人公として、日常に起きるミステリーを解き明かす短編集となっています。
登場するのは、明智恭介と葉村譲の2人です。通称『ミス愛』ミステリー愛好会結成当初のメンバーで、まだ剣崎比留子は登場しません。
ただ短編集ながらに、しっかりとミステリーを味わえます。これがミステリー?と言う始まりですが、最後にはちゃんと謎解きで終わる。
シリーズ読む順番は?
それでは、屍人荘の殺人シリーズの読む順番のオススメです。
屍人荘の殺人シリーズと言えば、謎の機関『斑目機関』です。この関連が一番初めの、屍人荘の殺人から発生します。
そのため、時系列でいうと、
明智恭介の奔走 発売日2024年6月
ここではまだ斑目機関は出てきていません。
明智恭介、葉村譲のキャラクター像がよくわかります。
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屍人荘の殺人 発売日2017年10月
本格的なクローズドサークルとして、特殊設定ながらも一気に作品に引き込まれます。
ここで剣崎比留子が初めて登場します。「明智恭介の奔走」を読んでからであれば、さらに驚きの展開を味わえます。
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魔眼の匣の殺人 発売日2019年2月
シリーズ2作品目は、予見です。未来が見えるという特殊設定のミステリー。
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兇人邸の殺人 発売日2021年7月
シリーズ3作品目は、さらに斑目機関の謎に迫る物語。
この順番で読めば、時系列も繋がり楽しく読めます。一番初めの『明智恭介の奔走』で、ストーリーの模様、背景や人柄が少し明らかになるので、今から読もうと考えているひとにはこの順番がオススメです。
キャラクター像をハッキリさせてから、シリーズを読み進めるのは、今までこのシリーズを読んできてしまった方には出来ない体験として、一番のオススメです。
だからこそ!!今からシリーズを読むなら
間違いなく『明智恭介の奔走』、ここから読んで、私の出来なかった読書体験を味わってください。
Audibleでも聴ける!
ちなみにこのシリーズは、Audibleで聴くことができます。明智恭介の奔走はまだ聴けませんがそれ以外の3作品をぜひAudibleで聴いてみてはいかがでしょうか?
Audibleでは、さらに個性がマッチしているナレーションなので物語をさらに楽しめます。
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記事のまとめ
このシリーズのスゴいところは、すべてが繋がっているところ。そしてかなりの特殊設定ながら、しっかり謎解きできるところです。
どこに繋がりがあるかは読んで、味わうのが一番です。ぜひシリーズでの読書体験をしてみてください!
次のシリーズが楽しみな『今村昌弘』作品です。
今村作品としてオススメは「でぃすぺる」もオススメです。シリーズをすべて読んだあとにぜひ読んでみてはいかがでしょうか