- とっさの受け答えが苦手
- 自分の意見をうまく表現できない
こんな悩みを持つ方って多いのではないでしょうか?
私も、会議中に指されたけど気の効いた言葉がでてこない。そんな事がよくありました。
例えばこんなケースです。
今のチームの課題ってどうおもう?
うーん・・・それは・・
これは自分の頭のなかで『言語化する癖』がないから、または普段から『言語化するトレーニング』ができていないことが言葉で表現をすることができない。
これが言葉が出てこない原因です。
今回紹介する書籍『瞬時に言語化できる人が、上手くいく』は、そんな『言語化トレーニング』が簡単にできる一冊です。
ちなみに本書を使ってトレーニングすると、普段から考える癖がつき、とっさの言葉に反応できるようになります。
- 普段言葉に詰まるシーンがある
- 簡単に練習がしたい
- 時間がなくてもできる方法を知りたい
- 自分の意見を言えるようになりたい
著者の紹介 荒木 俊哉
2005年に株式会社電通に入社。
Amazon 引用
世界三大広告賞のうちCannes LionsとThe One Showのダブル入賞をはじめ、ACC賞、TCC新人賞、NIKKEI ADVERTISING アワード、YOMIURI ADVERTISING アワード、MAINICHI ADVERTISEMENT DESIGN アワードなど、国内外で20以上のアワードを獲得。
コピーライターとしての長年の経験を通して「どう伝えるか」の前に「何を伝えるか」こそが大切だと感じるようになり、本書を執筆。本書が初の著書になる。
言葉をつくるプロだからこそ伝えられるトレーニングが本書で紹介されているよ!
普段から無意識に言葉は通り過ぎていく
実際は多くのことを感じているはずなのに、そのほとんどがモヤモヤした無言語の状態で頭に記憶されていき、そのまま無意識の状態に放置されているのです。
引用 瞬時に言語化できる人が、うまくいく。
無意識化で通り過ぎていく言葉を意識化するには、自分の頭の中に出てきた言葉を「メモをとる」ことが一番です。
時間がなくてもできる言語化トレーニング
伝え方を語られている本はたくさんあります。
本書が普通の伝え方の本と違うのは、伝え方をトレーニングするのではなく、伝える前の段階の言葉を作るトレーニングということです。
- 独自の視点がもてるようになる
- オリジナルの考えができる
- 深い言葉をストックできる
簡単に紹介をするよ!
用意するものは、A4用紙とペンだけ
所要時間は2分でトレーニングできます。
所要時間を決めてトレーニングをするのは、時間を設けることで「スピード」を追求していきます。
ポイントは、メモを書き出すこと!頭が整理されて次の考えが出てきやすくなります。
議題をあげる
- 理想の上司になるためには
- チームに足りないものは
- 自分にとってリラックスとは何か?
※仕事のことでも、私生活のことでもとにかく考える練習になるように議題を考える。
議題に対してどう思う 思考
この時に、A4用紙の上半分を使って議題に対して3つ考える。
思考に対してなぜそう感じる 理由
この時に、A4用紙の下半分を使って思考に対して3つの理由を考える。
この3つのトレーニングが普段「無意識」で考えているものを「意識化」する方法だよ!
本書で紹介されている。練習問題を解いていくうちに、次第に自分で議題を考えられる癖がつくとともに「自分オリジナルの言葉のストック」ができます。
記事のまとめ
気の利いたことを言える人と自分の差はなんだろう?そんなことを考えたことがありました。
本書を読んでみてわかったのは、この差は埋められるということです。
今までは疑問に思うことがあっても、自分の思考の中で一つだけの答えを出して終わりとしていました。
きっと考えが浅すぎて、無意識の中に埋もれていた言葉が沢山あったのだと思います。
これからは、一日に2分でできるこのトレーニングに挑戦していきます。
いずれは、
「あれ?この人どこからそんなオリジナルの意見が出てくるんだろう?」
なんて言われていることを目標に、トレーニングを続けます。