今回の記事では、最近出版された「再現性の塊」と「付加価値のつくり方」について学べるポイントを説明します!
ビジネスに役に立つPOINTは?
実際にこんな人に役に立つよ!
- 製造・コンサルティング・営業の現場
- リーダーが実践指導で使える
付加価値のつくり方では、
ビジネスにとって「付加価値とはなにか?」=「お客様のニーズにこたえること」
ニーズの捉え方から、つくり方を学べます。
再現性の塊では、
「ニーズとはなにか?」を捉えて、「継続的に成果を出し続ける」
そんな仕組みをつくる方法を学べます。
読む順番は、
「ニーズ」をつくる「付加価値のつくり方」
→「1度だけで終わらない」継続的に成果を出す「再現性の塊」
この順番に読んだほうが、より成果を出す仕組みがわかります。
ただし、「再現性の塊」で付加価値のつくり方の基本部分に触れているので、コチラだけでも十分に役に立ちます。
今から買う人は「再現性の塊」だけ読んでも良いと思います。
また、付加価値のつくり方はAudibleでも聞けるので、読む時間がない人はAudibleで聞いてみても良いですね。
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付加価値のつくり方 読むポイント
- 付加価値とは?
- 顕在ニーズと潜在ニーズとは?
付加価値の源泉は「感動」
ニーズの根源には「感動」があり、人は感動したことに対して対価を支払う。
引用 付加価値のつくり方
このことについては、2つの書籍の根本になる考え方のため、どちらの書籍でも説明がされています。
商品やサービスを得ることで、幸せな気分になり、支払う対価が付加価値です。
顕在ニーズと潜在ニーズとは?
付加価値を作るうえで重要なのは、お客様が必要としている(困りごと)を把握することです。
ただしここには、顕在的、潜在的なことがあります。
顕在的なもの・・・表面化されているもの・お客様自身気づいているもの
顕在ニーズを示したときの反応
そうそう!そこ悩んでるんだよね。
潜在的なもの・・・お客様自身が気づいていないこと
潜在ニーズを示したときの反応
言われてみれば!確かにそうかも!!
付加価値を通して、ものつくりやサービスの基本が解る。
キーエンスの高収益体型はどのように作られているのか「生産性の高め方」「利益の作り方」から一気に学べます。
再現性の塊 読むポイント
- 再現性の考え方
- 再現性の高め方
『再現性の塊』=やっていることはいつも同じ
成果を出し続けている人は、毎回同じことをやれば成果が出ることが解っています。
そのため何をやれば成果が上がるかという考え方がある。
成果を出し続ける「再現性の塊」の考え方は、自分の仕事にも当てはめて役立てられますね。
- 他社が何をやっているより、何を叶えているか
- 存在・行動・結果に目を向ける
- ニーズ×機能=ソリューション
- トレンド×ニーズ×シーズ
①他社が何をやっているより、何を叶えているか
あの会社はなぜこの商品を生み出したのかに注目する。「誰の?どんな問題を解決する?どんな価値を生み出す?」
何を叶えているのかに本質がある。何をやっているに目を向けると本質がわからないのににた製品・サービスを作ることになる
②存在・行動・結果に目を向ける
存在・行動・結果はニーズを見つけるための考え方になります。
- 「なくてはならないのに・ないもの・人」
- 「なくてもよいのにあるもの・人」
- 「やりたくないのに・やっていること」
- 「やらなければならないのに・やっていないこと」
必要にも関わらず面倒でやっていないことが新商品・新サービスの発掘の鍵になるね。
- 「お客様の行動した結果に注視する」
コストがかかりすぎている結果があるなら、どこに原因があるか行動に解決策があるよ
③ニーズ×機能=ソリューション
ソリューション=問題解決
顕在ニーズや潜在ニーズを知り、それにあった機能を重ね合わせて問題解決を図ります。
そのためには、まずはニーズを知ることが大切です。
④トレンド×ニーズ×シーズ
トレンド(流行)にのることで成果が出ることもありますが、一定の期間が過ぎたら成果が落ち込みます。再現性の塊の考えでは、同時にニーズ(必要性)シーズ(ノウハウ)が必要になります。
トレンドだけでは再現性は見込めないということだね。
「再現性の塊」の考えの基本には顧客ニーズの原点がある
再現性とは、「いつも同じように成果をあげる力」
継続的に成果を出すには、個人でも会社でも同じように、根本の考え方が必要です。本書では、「付加価値のつくりかた」とは何か?から一歩踏み込んだ内容になっています。
記事のまとめ
今回紹介した「付加価値のつくり方」と「再現性の塊」どちらから読む?
と言われたら、
私は「再現性の塊」を読めば十分に納得できる内容になっていると感じました。
それは、前作から強調して作者が伝えている「付加価値のつくり方」についてをおさらいをしてくれているからです。
実際に本書を読んでから実践できることは、まずは顧客の潜在ニーズに気づくことにあります。
表面化されていないにこそ、顧客自身気付いていない価値が隠れていて、そこに付加価値である感動が隠れています。